セクション別ガイド

画面詳細

各画面のUI要素、動作仕様、エラー処理を定義します。
Tiptapエディタと自由項目で、プロジェクトに合った形式で記述できます。

なぜ画面詳細が必要か

よくある失敗パターン

  • • 「ログイン画面」と書いてあるが、パスワードリセット導線がない
  • • エラー時の表示が決まっておらず、エンジニアが即興で作る
  • • デザイナーとエンジニアで「ボタンの位置」の認識が違う
  • • 入力バリデーションのルールが曖昧で、終盤に仕様追加

画面詳細を事前に定義することで、「書いてあること」と「書いてないこと」の境界が明確になります。 実装前にレビューすることで、終盤の「これも必要だった」を防げます。

入力する項目

対象画面

画面遷移で定義した画面を選択します。

UI要素一覧

画面に含まれるUI要素(ボタン、入力欄、リストなど)を列挙します。

記入例:検索結果ページ

  • 検索バー: 上部固定、キーワード入力、クリアボタン付き
  • 絞り込みフィルター: カテゴリ、価格帯、在庫有無
  • ソート: 人気順、価格順、新着順
  • 商品カード: 画像、商品名、価格、評価
  • ページネーション: 1ページ20件、無限スクロール

動作仕様

ユーザーの操作に対する動作を記述します。

記入例

  • 検索実行時:
  • • 入力後0.5秒でサジェスト表示
  • • Enterキーまたは検索ボタンで検索実行
  • • 検索中はスケルトンローダーを表示
  • • 結果表示は1秒以内(目標)
  • 商品カードタップ時:
  • • 商品詳細ページへ遷移
  • • 遷移アニメーション: 0.3秒のスライド

エラー・例外処理

エラー時やエッジケースの動作を記述します。

記入例

  • 検索結果0件の場合:
  • • 「該当する商品が見つかりませんでした」メッセージ表示
  • • 「キーワードを変えて検索」「人気の商品を見る」リンク表示
  • 通信エラーの場合:
  • • トースト通知「通信に失敗しました」
  • • 「再試行」ボタン表示
  • • 3回失敗でサポートへの問い合わせ導線

自由項目(Tiptap + カスタムフィールド)

プロジェクト固有の項目を自由に追加できます。

追加できる項目例

  • • ワイヤーフレーム画像
  • • アクセシビリティ要件(WCAG準拠レベル)
  • • パフォーマンス要件(LCP、FID)
  • • 多言語対応の注意点
  • • A/Bテスト対象フラグ

Claude Code での操作例

あなた

「toishiに検索結果ページの画面詳細を追加して。 検索バー、フィルター、商品カードが必要。 検索結果が0件の場合のエラー表示も入れて」

AI

検索結果ページの画面詳細を作成しました。

【UI要素】
- 検索バー(上部固定)
- 絞り込みフィルター
- 商品カード一覧

【エラー処理】
- 0件時: 「該当する商品が見つかりませんでした」表示

動作仕様(検索の挙動、ページネーションなど)も追加しますか?

承認のポイント

承認者はここをチェック

  • ✓ UI要素が網羅されているか(抜け漏れがないか)
  • ✓ 動作仕様が具体的で、実装可能か
  • ✓ エラーケースが考慮されているか
  • ✓ ユーザー体験として自然か(ステップ数、操作性)
  • ✓ 既存画面との一貫性があるか

ベストプラクティス

1

「書いてないこと」を明確にする

「今回は対応しない」項目も明記します。 例:「多言語対応は Phase 2 で対応」「ダークモードは対象外」

2

数値で定義する

「速く」ではなく「1秒以内」、「少なく」ではなく「3件まで」。 曖昧さをなくすことで、実装とテストが明確になります。

3

エンジニアと一緒にレビューする

仕様を書いた段階でエンジニアにレビューしてもらうと、 「これは技術的に難しい」「こうした方が簡単」というフィードバックが得られます。

なぜこの設計なのか

1

画面名、種別、紐付くユーザーニーズを明記 — 「この画面は何のためにあるか」を常に追跡可能

画面が増えると「この画面は何のため?」が分からなくなります。 各画面にユーザーニーズを紐付けることで、 「このニーズを満たすための画面」が明確になり、目的のない画面が生まれません。

2

紐付かない画面 = 不要な画面の可能性が高い

「なんとなく必要そう」で作った画面は、リリース後に誰も使いません。 全ての画面がユーザーニーズに紐付いていることを確認することで、 無駄な開発工数を削減できます。

3

UIコンポーネントレベルの仕様まで書く — 曖昧だとデザイナー/エンジニア間で認識ズレ

「検索フォームがある」だけでは、デザイナーとエンジニアで「検索フォーム」のイメージが違います。 「検索バー(上部固定、キーワード入力、クリアボタン付き)」まで書くことで、 実装前にレビューでき、終盤の「イメージと違う」を防げます。

次のステップ

画面詳細を定義したら、次は各画面の工数を見積もりましょう。

工数見積もりのコツ