よくある課題

見積もりが毎回外れる

「3ヶ月で終わる」と言ったのに6ヶ月かかった。
なぜ見積もりは外れるのか、どうすれば精度が上がるのか。

見積もり乖離の典型パターン

  • 「ログイン機能は2週間」→ OAuth対応、2段階認証、パスワードリセットで6週間に
  • 「画面は10枚程度」→ レスポンシブ対応、エラー画面、読み込み中画面で30枚に
  • 「API は既存のを使うだけ」→ 仕様が古くて改修が必要、結局作り直し
  • 「テストは含まれてますよね?」→「え、別料金だと思ってました」

なぜ見積もりは外れるのか

1. 要件の「境界」が曖昧

「ログイン機能」の範囲は?パスワードリセットは含む?OAuth は?2段階認証は?
発注者は「当然含まれる」と思い、開発者は「書いてないから含まない」と思う。
この認識差が、見積もり乖離の最大の原因。

2. 「見えない作業」が計上されない

機能開発だけでなく、環境構築、テスト、ドキュメント、レビュー対応、バグ修正...
これらの「見えない作業」は、見積もり時に忘れられがち。
結果、「機能は完成したけど、リリースできない」という状況に。

3. 楽観的バイアス

「うまくいけば2週間」という見積もりは、全てがスムーズに進んだ場合の数字。
実際には、仕様の確認、待ち時間、予期せぬ障害が発生する。
でも、見積もり時にはそれを考慮しない(考慮すると「高い」と言われるから)。

toishi で見積もり精度を上げる方法

「含む / 含まない」を明記する

toishi では、各要件に「スコープ」と「スコープ外」を明記できる。

例: ログイン機能

✓ 含む

  • ・メール/パスワード認証
  • ・パスワードリセット
  • ・ログイン状態の保持

✗ 含まない(Phase 2)

  • ・OAuth(Google/Microsoft)
  • ・2段階認証
  • ・SSO対応

画面詳細で全体像を把握

「画面遷移」「画面詳細」セクションで、必要な画面を全て洗い出す。
エラー画面、読み込み中、空状態まで含めると、実際の画面数が見える。

「10画面」と思っていたのが「30画面」だと分かれば、
最初から正確な見積もりができる。

工数セクションでバッファを明示

toishi の「工数決定」セクションでは、以下を分けて記載:

  • 基本工数(機能開発)
  • テスト工数(単体・結合・E2E)
  • ドキュメント工数
  • バッファ(不確実性対応)

見積もり精度が上がると何が変わるか

Before

  • 「3ヶ月で終わります」
  • (2ヶ月後)「すみません、追加要件が...」
  • (4ヶ月後)「テストに時間がかかって...」
  • (6ヶ月後)「やっとリリースできます」
  • → 信頼関係が崩壊

After(toishi)

  • 「全機能で6ヶ月、MVP で3ヶ月です」
  • 「MVP の範囲はこちら。Phase 2 はこちら」
  • 「テスト・ドキュメント込みの見積もりです」
  • (3ヶ月後)「予定通り MVP リリースです」
  • → 信頼関係が構築される

見積もりの信頼性を取り戻す

曖昧さを排除し、全体像を把握することで
「予定通り」が当たり前のプロジェクトへ

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