よくある課題

スコープが膨張する問題

最初は「シンプルに」と決めたはずなのに、気づいたら当初の2倍の規模に。
この現象には、構造的な原因があります。

スコープクリープの典型パターン

  • 「せっかくだから、これも一緒にやりましょう」
  • 「ここまでやるなら、あれも必要ですよね」
  • 「競合はこの機能を持ってるので、うちも欲しい」
  • 「ユーザーからこんな要望が来てるんですが...」

なぜスコープは膨張するのか

1.「NO」を言う判断基準がない

追加要望が来たとき「良い機能だと思う」「あったら便利」という感情で判断してしまう。
「その機能は ROI がいくらか」「優先順位は何番目か」という基準がないから、
全部「検討します」になり、いつの間にか取り込まれている。

2. 追加の「コスト」が見えにくい

「この機能を追加すると、他の機能が遅れます」
「追加開発費は○○万円です」
このトレードオフが即座に見えないから、追加がカジュアルに承認される。

3. 要件の「境界」が曖昧

「ログイン機能」の範囲は?パスワードリセットは含む?OAuth は?
この境界が明確でないから、「当然含まれると思った」という追加が発生する。

toishi でスコープを守る方法

ROI で「NO」を言える

追加要望が来たら、まず ROI を計算する。
「この機能は月200回使われて、工数は20人日。ROI は10。
他の機能は ROI 300 以上あるので、優先度は低いですね」
数字があれば、感情論を避けて判断できる。

承認フローで変更を可視化

スコープ変更は必ず承認フローを通す。
「誰が」「いつ」「どんな理由で」追加したかが記録される。
カジュアルな追加ができなくなり、本当に必要なものだけが残る。

「含まない」も明記する

toishi では、各機能に「スコープ外」を明記できる。
「ログイン機能には OAuth は含まない(Phase 2 で検討)」
境界が明確だから、後からの「それも含まれると思った」がなくなる。

スコープを守れるプロジェクトへ

ROI と承認フローで、本当に必要な機能だけを作る

無料で始める